"m3 ds real大阪産の素材を使ったお茶漬けで地域興し、はたまた大阪を世界に発信しようという、ちょっとリッチな「なにわのお茶漬け」プロジェクトが進行中だ。江戸時代から豊富な魚介や野菜が穫れながら、名物に“粉もん”しか挙がらない現状を打破しようと、地元企業が立ち上がった。4月中旬には発売にこぎつけたい考えだ。(豊田昌継)  ■粉もんだけちゃううで  企画したのは、大阪市生野区で「木村アルミ箔」を経営する木村裕一社長(61)。大阪の製造業や流通、サービス業などで新商品を開発する民間ネットワーク「なにわ名物開発研究会」(85団体)の幹事で、同社でも本業のほかに食品事業など多角展開をしている。  大阪は“食いだおれ”との街といわれ、豊富な魚介や野菜に恵まれながら、名物といえるのが“粉もん”しかないことから、素材や具材を「お茶漬け」で結びつけ、全国・世界に発信しようと2年前の秋にプロジェクトをスタート。昨年度、大阪産業振興機構が助成する「おおさか地域創造ファンド」にも採択された。  お茶漬けは「道頓堀の名物こだわり茶漬け」「なにわの伝統野菜茶漬け」「大阪名物たこ焼き茶漬け」の3種類。  「道頓堀の名物-」は小倉屋の塩昆布「汐冨貴」や茜屋のあられ「手ごしらえ干潟」、伊勢屋「伊勢風辛口たくあ再審決定取り消し=検察の異議認める―福井女子中学生殺害・名古屋高裁ん」、宇治園「抹茶滴翠」、タカラ食品「大阪泉州南部産海苔」といった老'が誇る逸品をぜいたくに使用。「伝統野菜-」は天王寺かぶらや金時人参、田辺大根などをカニのだしで、「たこ焼き-」はソースを生地に練り込んだたこ焼きをフグのだしでいただく。  ■名物は「人+文化+製法」で生まれる  価格は空港などで販売する海外土産用が2食分(樹脂製二段重入り)2500円、1食分(樹脂製茶碗入り)1500円。国内用は1食500円と、少々リッチに設定した。  各企業や素材を提供してくれた産地の人々、料理研究家らとフリーズドライなど製法をめぐって検討を重ね、2月末に試作品が完成。道頓堀でモニターによる試食会を実施した。参加者からは「だし加減がいい」「具材が大きすぎる」「野菜の甘みが出ている」「ソースたこ焼きが意外とだしに合う」「高級手土産として重宝しそう」などの意見があがり、今後それらを微調整したうえで、4月中旬に完成品を販売したい考えだ。販路についても今後さらに検討を重ねるという。  木村社長は「“ご当地ロール”のように地名だけ拝借するのではなく、人と文化、製法が集まってこそ名物が生まれると思う。改良の余地はまだまだあるが、ぜひともこのお茶漬けを通じて大阪を元気にしたい」と話している。有罪判決5回超、ペット店主を逮捕 希少サル販売「震災で経営苦しくて」"